一ノ瀬さん家の家庭事情。
へえ、そうなんだ…

ってあれ、何、なんであたしちょっとホッとしてるの?

「集合!」

そのうち笛がなり、部員が一斉に集まってきた。

さすがはバスケ部、真兄のこと、背が高いって思ってたけどみんなそれくらいあるのは当たり前で。

園田君が一番低いくらい。

身長が低いあたしはこんなに大きい人のなかに見下されると、少し怖いかも。

その後、一年生の簡単な自己紹介、キャプテン、副キャプテンの先輩から簡単に部の紹介があった。

入った一年生は全員で五人、マネージャーをいれて七人だ。


「今日から本格的に一年生も練習に参加する!そしてなんと、今年はマネージャーが二人も入ってくれた!」

キャプテンだと言って、さっき挨拶をしてくれた、浦田先輩があたしとほのちゃんを前に出す。

「中学の時からマネやってます!寺嶋帆華です!よろしくおねがいします!」

さすがはほのちゃん、ハキハキとしっかり自己紹介できてて、すごい!

あたしも頑張らなくちゃ
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