一ノ瀬さん家の家庭事情。
あたしもかばんの中からラッピングした袋を取り出した。
形は崩れてないみたい。
よかった…
「さっき言う時に渡そうと思ってたんだけど…これ、バレンタインのです…!」
「ありがとう!すっげえ。これ、一ノ瀬が作ったの?」
頷くと、浅丘君はそのあたしの大好きな笑顔で笑った。
「やった!一ノ瀬の手作りチョコ!」
ズルいよ。
そんな表情、顔、嬉しそうな笑顔、また好きになる。
「送ってくって言いたいんだけど…ごめん、俺、さっき大事にするって言ったのにこれ以上一緒にいたらいろいろヤバイから…ごめん!」
「ううん、ここから近いから平気。」
それに知ってる、浅丘君の家は、ここからは少し遠回りなのにわざわざここまで来てくれたんだ。
「じゃあ、また明日!」
「うん!おやすみ!」
手を振って別れてからもあたしは浅丘君の方を見てしまう。
すると浅丘君もこっちを見ていて。
恥ずかしくて、嬉しくて。
形は崩れてないみたい。
よかった…
「さっき言う時に渡そうと思ってたんだけど…これ、バレンタインのです…!」
「ありがとう!すっげえ。これ、一ノ瀬が作ったの?」
頷くと、浅丘君はそのあたしの大好きな笑顔で笑った。
「やった!一ノ瀬の手作りチョコ!」
ズルいよ。
そんな表情、顔、嬉しそうな笑顔、また好きになる。
「送ってくって言いたいんだけど…ごめん、俺、さっき大事にするって言ったのにこれ以上一緒にいたらいろいろヤバイから…ごめん!」
「ううん、ここから近いから平気。」
それに知ってる、浅丘君の家は、ここからは少し遠回りなのにわざわざここまで来てくれたんだ。
「じゃあ、また明日!」
「うん!おやすみ!」
手を振って別れてからもあたしは浅丘君の方を見てしまう。
すると浅丘君もこっちを見ていて。
恥ずかしくて、嬉しくて。