あの空に君と
プロローグ
中学2年の夏


いつもどうりの寂しい病室。

ただし今年は1つだけ違った。

それは僕の隣に君がいたこと。

その時僕は初めて恋という物を知った。


色白で大きな目をした優しい心の君に僕は夢中だった。

君といると、自分の病気のことなんて忘れられたら。

でも、そう簡単に忘れられるような簡単ものではなかったのに…。
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