あの空に君と

「…くん……空くーん?」

体を軽く揺すられて目が覚める。
目を開けるとそこにいたのは川崎さんだった。

「点滴してる間に寝ちゃったのね(笑)それじゃあ抜くからね。」


点滴は刺すときも嫌いだけど抜くときの方が嫌いだ。

なんか気持ち悪い。


てもさすが川崎さんであっという間に終わった。

「それじゃあもう一度計ってね。」
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