あの空に君と
色のない世界に咲いた花
何かを考えることもなく


ただ頭の上にある天井を見上げながらボーっとする。

昨日と変わりない真っ白な天井。


ベッドの右側にある窓からは蝉のうるさい鳴き声が聞こえてきて、

エアコンの効いた涼しい部屋のなかでも
夏が来たということを実感する。
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