『あなたの傍で』





プルルルル…

携帯がなった


『ハイ?』


『あー
俺俺っ!!』


電話の相手は
親友のたかしだった



今日はたかしと遊ぶ約束をしてた




『どしたぁ??』




『なんか同クラの女二人に捕まった!!
助けに来て〜!笑』



『わかったよ
どこいきゃいいの?』




『学校の近くのコンビニっ!』



『わかった、今からいくわぁ〜』




僕は
女二人って言われても
わからなかったし




興味もなかった




どうせ僕を好きになるような奴なんかいないんだ

僕が本気で愛する事のできる奴なんていないんだ





この時はそう思っていた
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