あの日、流星群。


『・・・・・・助けて。』


雲がおおった真っ暗な空は、


星の姿なんて、1つも見えなくて


照らしてくれるものがないかなって


探しても探して見当たらなくて



光がないから、私は怖くてしょうがない。



「煩くてごめんなさいね。お母さん達、もう駄目みたい。」


「星欧姫、お父さん達とはしばらく離れるけど、勉強頑張るんだぞ。」


「明日から、新しい学校で頑張りなさい。」


「しばらくは、親戚の人に預かってもらうから。」



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