紅桜の散る頃に。
朝の出来事。
...ずほ
え?なに.....?
水穂...
私の名前を呼ぶのは誰?
「水穂ー!!起きなさーい!」
呼ばれてがばっと起き上がった。時計を見ると8時。
「やばっ」
ドタドタと階段を降りて支度をした。
「もー!!なんでもっと早く起こしてくれないの!」
お弁当を詰めているお母さんに言うと
「何回も起こしたわよ」
とかえってきた。
夢のなかで私の名前を呼んでたのはお母さんだったのかな。でも、確か男の人の声だった.....ってこんなこと考えてる場合じゃない!!
「お母さん!お弁当!」
「はいはい...どーぞ」
渡されたお弁当を鞄に入れて玄関へ向かった。
「水穂 朝ご飯いらないの?」
「うんっ じゃ、いってきます!」
「いってらっしゃい ...もうっ慌ただしい子...」
小さく聞こえたお母さんの言葉は無視して走った。
角を曲がると同時に誰かにぶつかった。
「わっ」
え?なに.....?
水穂...
私の名前を呼ぶのは誰?
「水穂ー!!起きなさーい!」
呼ばれてがばっと起き上がった。時計を見ると8時。
「やばっ」
ドタドタと階段を降りて支度をした。
「もー!!なんでもっと早く起こしてくれないの!」
お弁当を詰めているお母さんに言うと
「何回も起こしたわよ」
とかえってきた。
夢のなかで私の名前を呼んでたのはお母さんだったのかな。でも、確か男の人の声だった.....ってこんなこと考えてる場合じゃない!!
「お母さん!お弁当!」
「はいはい...どーぞ」
渡されたお弁当を鞄に入れて玄関へ向かった。
「水穂 朝ご飯いらないの?」
「うんっ じゃ、いってきます!」
「いってらっしゃい ...もうっ慌ただしい子...」
小さく聞こえたお母さんの言葉は無視して走った。
角を曲がると同時に誰かにぶつかった。
「わっ」
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