大切な人へ。

お母さんがうるさいから、
カバンをまた持って
２階の自分の部屋にいく。


ベッドの上にバッグを投げる。

「あー、だりぃ。
もう、シャワー浴びよ」


シャワーの準備をしてシャワーを浴びる。

浴び終わって、自分のノーパ（ノートパソコン）を
開く。

「あ、メール５件も入ってる」


メールを開く。

「"会いませんか？"」
「"あなたのことが好きです。"」
「"ドライブいこうよ"」

またか。迷惑メール。

まあ、いろんなところに登録してるもんな。


お金には全く困ってない。

ほしいものがあれば、すぐに買う。
携帯サイトの月額なんて気にしない。

月々払うのは３万以上。･･･らしい

お父さんが有名企業の社長だから。



後のメールの２件を開く


「･･･あ、歩からじゃん。お久だな。」
「"今度会えないかな？？･･･」


歩（あゆ）。
私より６歳年上。

ある携帯サイトで知り合い
メールしあうようになった。

そして、直接会うことに。
最初は「絶対男だ。」って思ってた。

でも、歩はモデルみたいに
可愛くて、綺麗で、
背の高くて。
しかも、馬路でモデルやってるらしくて。
しかも、私のお姉ちゃんの友達だった。


ここで、紹介しとこう。

私のお姉ちゃん、莉仔（りこ）。
１６歳
背が高くて、
･･･綺麗で、
･･･かっこよくて
･･･足細くて
･･･モデル

歩に誘われてモデル界に入ったみたい。