神様からの贈り物
エピローグ
私は自殺をしようとして失敗した。病院に運ばれて、目が覚めると真っ白い天井とふわふわの枕があった。これからどうすればいいのか分からず、なぜか涙が流れて来た。 私は、ひよりと名乗る女子高校生に出会った。年を聞かれて、13才と答えた。名前も聞かれて、少し迷ったが答えることにした。「美紅ちゃんって言うんだ。いい名前だね。」そう言って先輩は微笑んだ。話を聞いて行くと、先輩は心臓が弱く、小さい時から病院で生活しているらしい。その話を聞いていると、私はどうして自殺なんてしたんだろうと思った。だから次は私が沢山の人にいろんなことを教えたいと思った。先輩は私の心が読めたようで、絆と言うバンドの仲間になった。そのバンドは私と同じ年齢で私と同じ沢山の感情を持って自殺をしようとしていた人達の集まりだった。私はその人達とあっという間に仲が良くなり、みんなで作詞作曲をした。私と龍で歌を歌い。あとの3人もそれぞれピアノやギターヴァイオリンなどの役割になった。 病院内で活動を続けていると先生たちが外に出る事を許してくれた。 それからは毎日歌を歌い続けた。