Secret
「サンキュ」
「あっ、私、もう1つ消しゴム持ってるから、それ今日1日使ってていいよ」
「マジ!? すげぇ、助かる」
その授業が終わり、休み時間になると瑛太は徐に私に話し掛けてきた。
「なぁ、ちょっと聞きたい事があるんだけど」
「なに?」
「あんた……じゃなくて、三浦 姫花だっけ?」
「うん、そう」
「姫花ってさ、甘いものが好きなの?」
「え?」
「借りた消しゴム」
「消しゴム?」
「消しゴムがチョコレートの香りつき消しゴムだったから」
……そう言えば、貸した消しゴムって香り付き消しゴムだったっけ……
「うん、好きか嫌いかって言われたら大好きかな」
「やっぱり、好きなんだ」
「うん」
した。
「あっ、私、もう1つ消しゴム持ってるから、それ今日1日使ってていいよ」
「マジ!? すげぇ、助かる」
その授業が終わり、休み時間になると瑛太は徐に私に話し掛けてきた。
「なぁ、ちょっと聞きたい事があるんだけど」
「なに?」
「あんた……じゃなくて、三浦 姫花だっけ?」
「うん、そう」
「姫花ってさ、甘いものが好きなの?」
「え?」
「借りた消しゴム」
「消しゴム?」
「消しゴムがチョコレートの香りつき消しゴムだったから」
……そう言えば、貸した消しゴムって香り付き消しゴムだったっけ……
「うん、好きか嫌いかって言われたら大好きかな」
「やっぱり、好きなんだ」
「うん」
した。