Secret
◆◆◆◆◆



クラスメイトが1人増えた日から3日後。

私は、朝から職員室にいた。

今日が提出期限の提出物をソエちゃんに渡す為。

職員室に入った私はグルリと周りを見渡す。



「副嶋先生、おはようございます」

「おう、三浦。どうした?」

不思議そうに首を傾げるソエちゃんに

「これを提出しに着ました」

プリントを差し出す。

「あぁ、サンキュー。これで全員分揃ったな」

「遅くなってすみません」

「いや、提出期限はしっかり守れてるから謝る必要はない。それに三浦は親御さんから離れて暮らしてるしな。どうだ?なにか困ってることはないか?」

「今のところは大丈夫です」

「そうか? なにか困ったことがあったらすぐ相談しろよ」

「ありがとうございます。それでは、失礼します」



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