意地悪な君と意地っ張りな私
No1
新学期が始まってもう2週間
だいぶ学校生活には慣れてきた。
小春という友達もでき、学校生活はほぼ順調。
ただ一つを除いて・・・
「おい、ぼさっとしてんなよ
プリント落としたぞ」
はいはい拾いますよ。
不機嫌そうに声をかけてくる男
菊井玲央。
女の子からはめちゃくちゃ人気だけど、
正直なにがいいのか分からない。
私ならもっと優しいひとがいい。
たとえば…
「そんなこと言うなよ。はい、加藤さん。」
こう言って優しくしてくれる小野寺颯真くんみたいな。
しかもさわやか少年。
名前まで爽やかですよ。
「ごめん、拾ってもらっちゃって。」
「いーえ!」
あぁ、癒されるこの笑顔。
だいぶ学校生活には慣れてきた。
小春という友達もでき、学校生活はほぼ順調。
ただ一つを除いて・・・
「おい、ぼさっとしてんなよ
プリント落としたぞ」
はいはい拾いますよ。
不機嫌そうに声をかけてくる男
菊井玲央。
女の子からはめちゃくちゃ人気だけど、
正直なにがいいのか分からない。
私ならもっと優しいひとがいい。
たとえば…
「そんなこと言うなよ。はい、加藤さん。」
こう言って優しくしてくれる小野寺颯真くんみたいな。
しかもさわやか少年。
名前まで爽やかですよ。
「ごめん、拾ってもらっちゃって。」
「いーえ!」
あぁ、癒されるこの笑顔。