意地悪な君と意地っ張りな私


仲良さそうに話す菊井と真希。


なぜか胸がむしゃくしゃする。


でも私関係ないし?


菊井が誰といようと。


別に…関係ないし…


菊井が戻ってきた。


「わり」


そう言って食器を置く菊井。


「ほんとどんくさいんだから!」


思ってもないことが口からでる。


こんなこといいたいんじゃない…


「お前に言われたくねえ」


冷たく返す菊井。


「颯真、後で話しがある。」


そう言って菊井は持ち場に戻った。


< 65 / 90 >

この作品をシェア

pagetop