不思議な双子と孤独な少女
-20XX,4/5-
今日は如月鏡花との話。



意味は分からなかったが,



如月柊花が何なのかは
だいたい分かった。





…説教の1日だったのが今日一番印象的。



―――――‐*+



ここまで書いて,日記を閉じる。



「陽くん!ご飯ですよー!」



「はいはーい!!」



元気に返事をして,階段を降り,食卓に向かう。




「今日の学校はどうだった?」



学校は殆ど説教だ。



「えっ!?いえ,ですよ!!いつもどーり!!」



かなり不自然な言葉のつづり。



と言うより「ですよ」と「いつも通り」が逆だった。



「はいはい…ふふ…」



都枝さんは微笑んで,お椀にご飯をよそう。


…この生活…崩したくないな…



「あらあら,大変!」



オレは何故か無償に眠くなり,テーブルに頭をつけ,眠ってしまった。



「アキちゃん?アキラちゃん?アキラくん!!」



都枝さん…返事,出来なくてすいません…



─プツッ



ここで何もわからなくなった。


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