only♡





柚姫音は優しく微笑みながら


私の頭をそっと撫でた



「私────玲侍にもう一度告白する」


「…そっか。頑張ってね」




柚姫音はそう言うと


お店を出てっていった



残った珈琲は、さっきよりも苦くて


少し、しょっぱかった



.
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