only♡
((結局渡せなかった…。さすがにもう帰っただろうし…。もう私のヘタレ…))
肩をすぼめるとある人の声がした
「あれ?大和か?どうしたんだこんな時間に」
「高田くん…」
部活だったのだろうか、彼はジャージを着ている
「部活だったの?お疲れ様。私はちょっと望愛ちゃんを探してただけ。」
「ああ。さんきゅー。望愛ならさっき、見かけたぞ。誰かを探してたっぽかったな。」
「ほんと!?ありがと!!」
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