R ose ~ あなたに恋しました ~


「季子 がんばれ‐!」

「あいつ走るのはやっ。」

運動会のリレーの真っ最中
私 (梶野 季子) は、アンカー!
といっても、最下位。。
もう、他のアンカーはゴールしてる
(はぁ。目立ってる。。。泣
はやくゴールしちゃおう!)

「おぉー!あいつ急に速くなりやがった!」

「きゃー!☆*。がんばれー!」

(よしっ!後ちょっと!!)

「俺、梶野の事好き。」

(えっ!今のだれ!?)

周りを見たけどわからない。

「季子ー!何してるのー?はやくゴールしなきゃー!」

(あっ。忘れてた。今、リレーの最中だ。)

「ごめーん!もぉすぐゴールするからぁ!」

(あれは絶対聞き間違い。よし。あとちょつと!)

パン!パァーン!
「ゴール!!」
「最後のアンカーさんお疲れ様でした!」

「季子お疲れー!」

タオルを持って声をかけてくれたのは、
親友の立花 美夕紀。


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