わがまま王子のご機嫌取り♡

あの龍が、めったに女の人としゃべらない龍が、女子の私を教室まで行ってくれるって言ってくれた。

「え?で……でも……。」

「いいから早く行くぞ。これ以上遅れたいのか?」

そう言いながら私の腕を握り連れて行かれた。
 私はそんな龍に私の事を知って貰いたかった。
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