真実の元姫。
「あんたらっ…」
怒らないでマミちゃん。
「私は、もう逃げないって決めたから。海龍のところへ行かなきゃいけない。」
「「はっ」」
みんなの顔が元に戻る。
「千秋…今のはっ」
「ごめっ…僕たち」
一歩後ろに下がる。
王月と距離をとった。
「私は、王月の仲間になりたかった。海龍とのイザコザを解決したら仲間に入れて欲しかった。」
けど
「私はもう…入れてもらえないね。」
「「千秋っ!」」
「けど…最後にひとつだけ。お願い。マミちゃんをよろしくね。」