真実の元姫。
マミside
千秋に…海龍のことを黙ってればよかったのかな?
でもそうしたら、
千秋は泣いて、自分を責め続ける。
自分のせいで海龍は負けた。と。
私はまた、千秋をひとりで行かせてしまった。
「放してっ…お願いだからっ…」
パッ
え?
「タカ。倉庫の下っ端たちを呼んできてくれ。」
「…はい!」
「マミ。ごめん!」
要…。
「千秋にちゃんと謝りたい。」
新…。
「僕ら…守るって決めたから…っ」
海斗…。
「場所を教えてくれ。頼む。」
南…。
「もう一度チャンスを下さい。」
圭…。