真実の元姫。

「でもっ」

「大丈夫。私を信じて。私は海龍が大好きだから。みんなに伝えに行くの。」

下っ端くんたちはそれでも心配そうな顔。

「お願い。みんなのところへ行かせて?」

「「…はい。」」

ありがとう。

そう言って、走って倉庫へ向かった。

あともう少し。

ワーワー

声が聞こえてきた。

あぁ、半年ぶりの倉庫。

やっと

ついた。

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