真実の元姫。
あぁ…
私は、生きてちゃダメだったんだ。
だから、こんなにも多くの人に迷惑をかけてしまった。
私は邪魔な存在。
「千秋!」
彰人…
「お前を苦しめているのは、何だ?過去か?そいつか?」
私を…苦しめているもの。
「過去はどうにもできない。けどな未来はどうにでもできる。そいつが原因ならそいつを今どーにかして後のことはまた考えればいい。」
「でもっ…ずっと続いたら?みんなだってその度に怪我をして…いつか私を重荷に感じるかもしれない。」
「大丈夫。俺が言えることじゃねーけど。ここにいるのはお前の信じた仲間だろ?」
…っ
「なぁ、千秋。どーしてほしい?」