真実の元姫。

「「え?」」

そこにいたほぼ全員が驚いてる。

「私ね、本当はここにいる誰にも負けないくらい強いの。あ、自意識過剰とかじゃなく本当にね?」

だけど

「よく覚えてないけど、強すぎたんだって。そして、感情の制御が効かなくなると暴走してしまう可能性があった。それから、禁止された。」

だから操ることができるのか不安だった。大きすぎるこの力を。

「だけどね…もう我慢できない。終わらせるの。すべてを。」

カチャ

「千秋!やめろ!」

雅也くん…。

「ダメだ!そんなことしたらっ!」

「私は、誰も傷つけたくないの。だからね銃を奪ったのは雅也くんを撃つためじゃない。」

バンバンバンバンバンッ

毒蛇の幹部たちが持っていた銃を撃つ。

「これで、使えるのはこの銃だけ。」

「千秋?…まさかっ!」

「お前っ…もしかしてっ…」

< 306 / 447 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop