真実の元姫。
「「え?」」
そこにいたほぼ全員が驚いてる。
「私ね、本当はここにいる誰にも負けないくらい強いの。あ、自意識過剰とかじゃなく本当にね?」
だけど
「よく覚えてないけど、強すぎたんだって。そして、感情の制御が効かなくなると暴走してしまう可能性があった。それから、禁止された。」
だから操ることができるのか不安だった。大きすぎるこの力を。
「だけどね…もう我慢できない。終わらせるの。すべてを。」
カチャ
「千秋!やめろ!」
雅也くん…。
「ダメだ!そんなことしたらっ!」
「私は、誰も傷つけたくないの。だからね銃を奪ったのは雅也くんを撃つためじゃない。」
バンバンバンバンバンッ
毒蛇の幹部たちが持っていた銃を撃つ。
「これで、使えるのはこの銃だけ。」
「千秋?…まさかっ!」
「お前っ…もしかしてっ…」