真実の元姫。
「ううんっ。」
お父さん。
お父さん。
「でも」
え?
トンッと押されて、どんどん離れていく。
「え?お父さん?お父さん!!」
「お前は…まだこっちに来るな。」
「嫌だ!連れてってよ!私も一緒に連れてって…」
「ダメだ。」
どうして?
私はもう、死にたいのに。
「千秋。今まで辛いことがいっぱいだったんだから、これからは楽しいことがいっぱいある。だから生きろ。」
でもっ…
「まだ、解決してないことがあるだろう?」
ドクンッ