真実の元姫。
千秋side
この決断はきっと、間違っていないと思うんだ。
だってね、後悔もなにもないから。
私は…確かにお母さんとやり直したいと思ったよ?
けどね、
みんなとは離れたくないの。
私が、側にいたいって思えた人達なの。
お母さんには、ずっと側にいてあげなきゃって思ってた。
けど、みんなには
側にいたい。側にいてほしい。って思ってる。
だから私は
ここには住めない。
「そっか。いい仲間を持ったのね。」
「うん!最高の仲間だよ!」
だから
「またね!お母さん!」
「ええ。きっと。」
そういって、私は
みんなの元へ歩きだした。