真実の元姫。

千秋side

この決断はきっと、間違っていないと思うんだ。

だってね、後悔もなにもないから。

私は…確かにお母さんとやり直したいと思ったよ?

けどね、

みんなとは離れたくないの。

私が、側にいたいって思えた人達なの。

お母さんには、ずっと側にいてあげなきゃって思ってた。

けど、みんなには

側にいたい。側にいてほしい。って思ってる。

だから私は

ここには住めない。

「そっか。いい仲間を持ったのね。」

「うん!最高の仲間だよ!」

だから

「またね!お母さん!」

「ええ。きっと。」

そういって、私は

みんなの元へ歩きだした。

< 392 / 447 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop