真実の元姫。

マミside

千秋は、本当にすごいなぁ。

結局、私たちがなにもしなくても

自分で前へ進んだ。

そして、お母さんとの関係も元に戻れて

私たちの元へも帰ってきた。

「よかったね。千秋。」

「うん!」

キラキラ輝くような千秋の笑顔。

それは、今までで一番眩しくて

一番綺麗で

一番可愛い千秋だった。

千秋、私はあんたの役に立てたかはわからないけど。

あんたのそんな笑顔を見れたから

もうどーでもよくなっちゃった。

役に立てても、立てなくても、

私はずっと千秋の側にいるからね。

ずっと千秋の味方だからね。

それが私の、千秋への恩返し。

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