真実の元姫。
「とっとと行くわよ!」
バサッ
ひどい!鬼!
「返してよー!!」
「パーカーなんて着てたら逆に目立っちゃうわよ?」
え?マジすか?
「…じゃあ2人の後ろに隠れて行く。」
「なんでもいいから!さっさと行くわよ!」
ぐいぐい2人に引っ張られて
みんなの元へ行く。
うわー。やだなー。
みんなどーせ、マミちゃんや瑠奈ちゃんには綺麗とか思うんだろうな。
可哀想な私。
「「おまたせー!」」
大きな声出さないでおくれ。
みんながこっちむくだろーがぁー!
「「うぉー!やべー!!!」」
おい。いくらなんでも騒ぎすぎだろ。
2人見ただけでこの反応は…。
「「やっべー!やべー!」」
「「千秋は?」」
下っ端くんたちはうるさいのに
王月と海龍の幹部や天翔のみんなは冷静だ。
ぐいっ
どんっ
「おわっ!」
いきなり前に出さないでよ!!
シーン…
沈黙が…悲しい。
「「えっ…おっ…へっ!?///////」」
日本語喋って。
「「…やっぱり///////」」
え?なにが?
「「あー…そーいやそーだった///////」」
いや、なにが?
上から
王月
天翔
海龍
の順に変なことを言っていて、顔が赤い。