真実の元姫。

「俺、ちょっと行ってくる。」

「「おう」」

しばらく歩いていると、苦しそうにしゃがみこんでる千秋がいた。

背中をさすって落ち着かせる。

あの時の顔だ。

苦しそうで辛そうな顔。

お前は本当に…何を抱えてるんだよ。

こんなにも苦しんで。

しばらくすると呼吸も楽になってきたみたいで、すっかり良くなった様子の千秋。

だから、みんなのとこへ戻ることにした。

ほっ

完全になおったみたいだな。

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