真実の元姫。

悲しいや。

「要。新。海斗。南。圭。ありがとう!楽しかった!」

私は大丈夫。

また、思いっきり泣けば乗り越えられる。

何日かかったとしても。

本当は走れるような足じゃないけど

足に力を入れて全力で走った。

けどなんでだろう

足の痛みよりも

胸の痛みのほうが

何倍も痛かった。

「うっ…うぅっ」

ドンッ

こんな時まで人にぶつかるなんて。

ついてないなぁ。

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