ありがとう。大好きでした。

手紙



「砂本様...。」





「...」





黙って、声をかけてきた看護師を見る。





「晴斗くんから、あなたにお手紙です...。」





「え...?」





私は、封筒を開けてみる。





中には、1枚の青い手紙が入っている。






その紙は、文字で真っ黒。





かなり、長文を書いてくれていたみたいで、あたしは泣きたくなる。





…静かに、一文字目から読み始める。


< 18 / 22 >

この作品をシェア

pagetop