孤独の一匹狼
あたしと春陽は注目される教室から出て行った
春「図書室でいいの?」
蘭「うん!」
あたしに聞いた春陽は一歩前に出て歩き出した
あくまであたしを置いていかないように…
春陽はほんとに頭がいい
もう学校内の地図を頭にいれているんだから
――――ガラガラ
あっという間に図書室についてしまった
迷いもせず来れるなんてすごい…
あたしなんてすぐ迷っちゃうからね
昔から方向音痴だからね…
蘭「春陽、ありがと」
あたしは横にいる春陽に言った
春「ん」
春陽はそう言って日が差している机に突っ伏した
相当眠いらしい
蘭「春陽らしい」
あたしは小さく呟いた
あたしは春陽の前の席に座った
よし、やるか!
あたしは参考書とノートを開く
あたしは丸々一時間勉強をしていた
春陽はずっと寝ていた