孤独の一匹狼
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蘭「春陽、出来たよー」
あたしはテーブルに料理を並べ、窓の方に一個置いてあるソファに座っている春陽の肩に手を置きながら言った
あたしが作っている間、春陽はずっとここに座りながら空を見ていた
ずっと、、、
春陽はこの家に来るといつもあそこに座り、微動だにせず空を見続ける
あの日からずっと、、、
春「蘭、、、ありがと」
春陽はそう言って料理が並べられているテーブルに向かった
あたしは一度春陽が見ていた空を見上げた
今日は雲に覆われ星がみえない
朝はあんなに晴れていたのになー
春陽の心みたいだな、、、