孤独の一匹狼


美音『あの子の必死の顔は滅多にみれないからねー』


楽しそうだ、、、


やっぱり美音さんは春陽の母親だ


蘭「美音さん、相変わらず春陽のこと好きですね」


美音『当り前よ。あんな子でも、私の大切な娘だからね』


美音さん、たまにド直球だから困る


携帯でも、なぜか恥ずかしいな


蘭「美音さん、安心してください。

春陽は守りますよ」


美音『ありがとう。でも、蘭ちゃんも本当の娘のように思っているから無茶はしないでね』


蘭「ありがとうございます」


美音さんはあたしのことを本当の娘のように思ってくれている


それは本当にありがたい


それで救われた時期もあったから


美音『蘭ちゃん、交換学生としてはどうかな?』


春陽のことも気になっていたと思うが半分は交換学生のことも聞きたくて電話したのだろう


蘭「はい、なんとか一日目は無事に終えました。

先程、資料を送った通りです。」


春陽がお風呂に入っている時に美音さんにはパソコンで資料を送っておいたのだ


美音『ごめんなさいね、春陽のせいでサボる羽目になっちゃって。

先方には、きちんと事情説明しておいたから、成績には響かないから安心して大丈夫よ。』


蘭「ありがとうございます。

美音さんには申し訳ないですけど、学校よりも春陽の方が大事なので」


特待生としている以上、成績は常に上にいないといけない


だけど、春陽の身に何か起こっているのであればあたしは春陽を優先する


学校に通えなくなってもだ


それほど、あたしにとっても春陽は大事な存在

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