孤独の一匹狼
蘭「その人たちがどうかしたのですか?」
柏「いやー実はなー俺のクラスは白狼の幹部が揃いに揃っちまったなー。と、いうか俺のクラス問題児を集めたようなもんだからなー。ま、お前なら大丈夫だろ。なんかあったら言えよー」
なんか頼りない感じだ
蘭「(大丈夫?)」
あたしはアイコンタクトで春陽に話しかける
白狼という単語を聞いてから表情が硬くなっている春陽
春「(ん。蘭のことはあたしが守るから)」
春陽は、あの日から変わってしまった…
ま、そういう変わったじゃないけどね
柏「ほら、ついた。ここだ」
そう言って教室の前で止まった
蘭「荒れてる…」
春「汚ったな…」
柏「ははは、だから問題児のクラスって言ったろ?
んじゃ、呼んだら入って来いよー」
そう言って柏先生は入って行った
蘭「春陽、喧嘩しないでよ?」
あたしより背の高い春陽をみて言った
春「場合による」
そう言ってあたしの頭をガシガシと撫でる
まったく…
これだからほっとけないんだよねー