シークレットガール!【完】
























「こんなあたしで良いのなら、やってみます」



















ぐちゃり、封筒が泣き叫ぶ。


風が吹いて、それはまるであたしの心の波を掻き立ているようで。


それがあたしの決めたことを簡単に悉(ことごとく)く砕け散らせた。












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