未知の世界
私、
いたっ、、、、、、
「ハァハァハァ」
動くとお腹が痛む。
そうか、私、、、、
また死ねなかったの、、、、
なんで?
なんで?
こんなの!
ガチャン!
「ハァハァハァハァハァ」
ピーーーーーーーーーーーーーーーー
ドタッ
「いたぁ、ハァハァハァ、死ぬって、
こん、
なんじゃ、、、、」
ガラッ
「何やってるんだ!」
と佐藤先生がベッドから落ちた私に、慌てて駆け寄ってきた。
起きて、、、すぐに、鬼、、、佐藤。
もう、、、
勘弁してよ。
「ハァハァハァ、触ら、ない、、、で」
痛い、肩で息しないと苦しい。
死ぬってもっとすごいんだよね。
体をつかまれてる。
それでもひたすら体を前に進める。
早く痛みをとって、もう、楽になりたい!
「ど、、、して?
死なせ、、、、て、、
くれ、、、、ないの?」
逃げなら、必死に話す。
「前にも言っただろ?
死ぬんじゃない。生きるんだ。」
と佐藤先生が言う。
「もう、、、
生きていても、、、
意味、、、が、、、ないの。」
「そんなこと言うな。俺がこれから教えてやるから、生きてる意味、いくらでもあるから!」
という言葉を聞き、そのまま意識がなくなった。