狼王子☆羊王子









「は?誰がヲタクだって…?」




私と榎恋の後ろで少し低い声が聞こえる。






……?

私と榎恋は、おそるおそる後ろを振り返る。




私の学校の制服、私の学校の指定カバン、だけど見たことの無い人物。
身長は、約180センチ程度だろうか…異様に高い。



もしかすると、先輩かもしれない。




「……あの-。どちら様で?」

私は、おそるおそる聞いてみた。




「あ"?俺?つ-か、普通はさアンタから名乗るものじゃないの?常識的に!!!」






…カッチーン!!!

何?!コイツ!!!何様だよ!!!!


.
< 7 / 24 >

この作品をシェア

pagetop