ずっと…。
小さな嘘 side駿太
俺は梨菜に小さな嘘をたくさんついている。
俺もなんでこんなことを
あいつに言ってるのかもわかんない。
気づけば嘘ばっかりになっていた。
小学5年生の春
俺は初めてあいつを見た時なんとも思わなかった。
でも、あいつは俺の冗談に
いつも笑ってくれたりして気になり始めた。
そしたらあいつは
「駿太好きな人いる?」
なんて聞いてきた。
「なんで」
俺は冷たく返した。
俺もなんでこんなことを
あいつに言ってるのかもわかんない。
気づけば嘘ばっかりになっていた。
小学5年生の春
俺は初めてあいつを見た時なんとも思わなかった。
でも、あいつは俺の冗談に
いつも笑ってくれたりして気になり始めた。
そしたらあいつは
「駿太好きな人いる?」
なんて聞いてきた。
「なんで」
俺は冷たく返した。