美女と獅龍

実を言うと、私は彼のことが好きで、大好きで そのことを他人に言ってしまったことが原因で 私は彼を降格させてしまった。

だから、私が彼のことを好きでいていい理由なんてない。

私の所為で彼はたくさんの嫌な目に遭っていた。

腰の辺りまであった長い髪も 私が嫌がったから、襟足が少し長いくらいにまで切っていた。

私が変なことを企んだ所為で彼は 自分の持っている恐怖症と意味もなく戦うハメになった。
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