美女と獅龍

それからしばらく泣き続けて、ようやく涙が止まった……っていう時に麗夜君のお母さんが部屋に入ってこられた。

「入ってもいいかな⁇」

「あ……はい、どうぞ。」

入ってこられた麗夜君のお母さん。
その手にはお盆。
その上には、ご飯。

「お口に合うか、分からないけれど……食べてもらえたら嬉しいわ。」

ベッドの近くの机の上にお盆を置き、椅子に座った麗夜君のお母さん。
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