美女と獅龍
言われた通りに食べて、言われた通りに寝た。
「合格だ。」
雅さんから、GOサインが出て 訓練は終わった。
「氷姫 そろそろ来るから、座って 待ってろ。」
言われた通りに待っていると、本当に氷姫ちゃんが入ってきた。
「……誰⁉︎」
「麗夜だよ、瑞姫さん。」
「……っ怖い、近づかないで‼︎」
酷く何かに怯えている瑞姫さん。
安心させようと、近づこうとしたけれど 瑞姫さんが到底 大丈夫そうに見えないから 諦めた。