美女と獅龍
さっきから、氷姫ちゃんの攻撃スピードが落ちてきてる。
そろそろ体力の限界なのかな⁇
「はい、そこまで。
お互い、今ここで 手の内を明かすのは止めようよ。
今度、もし対立することになったら もう1度勝負しよう⁇
だから、今日はここで終わり。」
俺は 氷姫ちゃんに一歩近づいて、耳元で
「俺 何をしていても君が好きだからね。」
と囁いた。
氷姫ちゃんは、俺が 麗夜だってこと気付いてるのかな⁇
気付いていて欲しいけど、喧嘩してる俺 狂ってるらしいから 複雑かな。
俺は、ランニングの途中だったことを思い出して、20分のランニングをやり直してから 家に戻った。