美女と獅龍
ご飯食べて、風呂入って、寝て。
朝、起きたら 身体が起き上がらないほど お腹ぎ痛かった。
ヤバイ、これはヤバイ。
「兄貴、いる⁇助けてー。」
誰か通りかきったみたいだから、呼びかけてみる。
「私だけど……、どうかしたの⁇」
姉貴がドアの向こうから、話しかけてきてくれた。
「中、入ってきて……腹 痛くて起き上がれないから 支えて欲しい。」
「分かった。」
って言って、姉貴は俺に肩を貸してくれた。
おぉ、丁度同じくらいの身長だから 立ちやすかった。
……それでも腹は痛いけど。
「降りれる⁇階段。」
「1人で何とか、頑張るよ。」
そう言うと、姉貴は先に階段を降りていった。
だって、姉貴に支えてもらっていて 俺がこけたら 共倒れじゃん。
それは、流石にできないから。