美女と獅龍
3-5……、教室 何処⁇
教室案内のプリントを配ってる人(多分 生徒会の人)が居たから その人にプリントを貰って探した。
そもそも、兄貴 教室に居るかどうか分かんないけど。
ちょうど1階みたいだから 探してたら、直ぐに見つかった。
怪訝な顔で色んな人に見られたけど 気にしないで 中を覗いてたら 兄貴を見つけられた、一安心。
「兄貴ー‼︎ネクタイ、違うらしい。」
兄貴は、俺の声に気づいて こっちに来た。
「……え⁇
俺、ちゃんと緑つけてるけど⁇
俺の予備用をつけてきちゃったんじゃないの⁇」
嘘でしょ⁉︎
お母さん、 "とりあえず 全部2つずつ買っておきなさい" とか言って、ネクタイとかも2つ注文してたからか……。
「……マジか。
とりあえず、これ 兄貴に渡しとく。
間違えて、つけて来て ごめん。」
ネクタイを兄貴に押し付けて、俺は校長室に逆戻りする。
蓮君に相談でしょ⁇
……ってか、そうしないとヤバイよね⁇
とりあえず、記憶を頼りに校長室に戻る。
うわー、色々とやらかしたな……。
バンっー。
思いっきり ドア開けたら、蓮君に睨まれた。
ってか、透哉が蓮君に怒られてるっぼかったし。
「ごめんなさい……。
ネクタイ……家に忘れてきた。
さっきまでしてたの 兄貴の予備ネクタイだった。」