excellent water

「そうかな⁇
結構、食べてるつもりなんだけどな。」

「これから、食べる量を少しずつでいいから 増やしていって。

……で、今まで お嬢様に 閉所恐怖症・暗所恐怖症について 話したことはある⁇」

お父さんは、さっきよりも真剣な眼差しで俺を見た。

「なかったと思う。

言っておいた方が良かったよね……、俺のミスだ。

お嬢様は悪くない。」

「とはいえ、ヤバかったぞ⁇

押入れの中で、何回か吐いた跡 あったし……汗もたくさんかいてた。

意識も失ってたじゃん。」

そう言われれば、そうだけど。

「お嬢様に事情 話すのはどうする⁇

俺が掻い摘んで言うか、修羅が直接 言うか。」
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