excellent water
「修羅が 高広……いや、霧島の家に引き取られただろ⁇
あれ、俺が 頼んだんだ。
修羅の顔色があまり良くない日が長い間ずっと続いていたし、あの女の顔色 伺っているように見えてたから。
んで、学校に電話してみたら 学校には行ってないみたいだし。
だから、高広に相談してみたら 引き取る……って言ってくれて、今のこういう状態だ。」
父さんは、気付いていた……そういうことか⁇
「俺……ずっと、父さんに見捨てられたと思っていて……それから、ずっと自分の存在価値を見出せなくて……」
「俺は、修羅のことしか考えていなかったよ……俺の遺伝子を引き継ぐ この世にたった1人しかいない息子なんだから。」
んなら、今まで 俺が思ってきていたことは全部 被害妄想、ってことだ。