excellent water
父さんは、難しい顔になった。
「被害者にも非がある……ってことで、今回のところは 見逃すけど 厳重注意を受けたってことにしとくから もう次はない。
分かった⁇」
俺が頷いたから、この話はもう終わった。
「父さん、ここにあるプレゼント 全部もらっていいの⁇」
「修羅にあげるためのものだから、もちろん。
けど、7年間分の誕生日とクリスマスプレゼントだから……持って帰れる⁇」
あれ⁇
さっき、誕生日プレゼント……って言ってたのに クリスマスプレゼント 増えたよね。
「あー……俺、車だから 乗る⁇
そしたら、プレゼントも運べるでしょ⁇」