excellent water

執事の誤解


「霧島、手 動いてない。」

「申し訳ありません。」

もちろん、今日も仕事はある訳で 帰ってから 仕事を始めた。

結局 いつもと同じくらいの時間だけど。

カフェテリアの方での 皿洗い、明日に向けての仕込みなどの手伝いをしている。

昨日、行っていたのは ルームサービス的なやつのお手伝い。

今日は、カフェテリアのお手伝い。

カフェテリアの人たちの方がまだ優しい。

ルームサービスの方は、シェフ……料理の達人たちがいるから、少しピリピリしている。

「霧島、ついこの間まで 腰くらいまで髪あったのに 今なんて 坊主を除いた使用人の中で一番短いくらいの長さじゃないか⁇」
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