朋ちゃんと僕と、O中のみんな
僕らグループは皆、異性をほとんど意識しないで入り交じって遊んでいた
と書いたけれど
でも、ぜんぜん意識しなかったと言うワケじゃなかった。
当時の中学生の感じとしては、あまりに遠い感じの事で
憧れを持って、いつかオトナになったらな、と言う
ほんわかしたかんじで異性の存在、と言うものをイメージとして持っていた。
だから、グループに異性が居ても、その子はそこにいても
それが異性の、自分のパートナーとして意識する、なんて事にはまず、ならなかった。
みんな一緒に、ピンクレディの振りつけを真似て踊ったり、
僕はギター弾いてみんなで歌ったり。
タマには外に出かけて、みんなで遊んだり。
町が主催していた、タダの名画鑑賞会にみんなで行ったりと
楽しく、健全な(?)コドモらしい生活を送っていた。
今思うと、笑っちゃうような幼さだったが
でも、そんな頃がとてもいとおしく思える、今日この頃....
そんな僕らにも、意識せざるを得ない状況が訪れる事がある。
それは....